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家の軒下や庭木に、小さな卵くらいの蜂の巣を見つけたと思ったら、あっという間にサッカーボールほどの大きさに成長していた!こんな経験はありませんか?
驚異的な速さで大きくなる蜂の巣。成長速度はどれくらいなのでしょうか?
この記事では、蜂の巣の成長速度はどれくらいなのか、蜂の巣が完成するまでの期間などを解説します。
駆除をするべきタイミングなども合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
女王蜂が巣作りを始める春先は、1日に数ミリ程度しか大きくなりません。
働き蜂もまだ産まれていないので、蜂の巣のサイズは約4~6cmとまだ小さめです。この時期の女王蜂は非常に忙しい時期のため、攻撃性が低いです。そのため、この春先が自力でも駆除しやすいタイミングとなっています。
5~6月には働き蜂が成虫になりだすので、蜂の巣の成長速度が上昇していきます。
7〜9月がピークで、蜂の巣の成長速度が一気に上がります。働き蜂が大量に産まれるので、1ヶ月で30cmに成長することもあります。スズメバチの巣だと90cm近くまで大きくなります。
このように蜂の巣の成長速度は時期によって、1日に数ミリから数センチと大きく変わります。
素人が自力で駆除できるサイズは10cm程度までだと言われています。7〜9月に蜂の巣に近づくのは非常に危険です。自力での駆除は刺されてしまう可能性が高いので、プロの業者に依頼することを強くおすすめします。
1.女王蜂による巣作り
女王蜂は腹部から分泌するロウを使って、六角形の部屋である巣房を1つずつ丁寧に作り上げていきます。
2.働き蜂の誕生
女王蜂が産んだ卵から孵化した幼虫は、働き蜂の幼虫となります。
働き蜂が増えると、女王蜂は産卵に専念し、巣作りは働き蜂が行うようになります。
3.ピークを迎える蜂の巣
7~9月にかけて、蜂の巣は1日に数センチという驚異的な速度で成長します。
4.終息に向かう
秋が深まると、女王蜂は産卵を控え、働き蜂の活動も徐々に終息に向かいます。しかし、新女王蜂が産まれる大切なシーズンなので、攻撃性が非常に高く危険です。
5.新女王蜂の越冬
冬になると働き蜂と旧女王蜂は死んでしまい、新女王蜂だけが越冬します。春が訪れると、女王蜂は再び産卵を始め、新たな巣作りのサイクルがスタートします。
蜂の巣が完成するまでの日数は、蜂の種類や状況によって異なりますが、一般的には3〜4ヶ月で完成します。
女王蜂が単独で巣作りを始める初期段階では、巣の成長はゆっくりです。そして、働き蜂が増えていくにつれて、巣作りは急速に進みます。
・最初の1ヶ月
女王蜂のみで巣作りを行う場合、最初の1ヶ月は巣の成長はゆっくりとしており、4〜6cm程度までしか大きくなりません。
・1ヶ月以降
1ヶ月経過すると、働き蜂が誕生し、巣作りに加わります。女王蜂は産卵に専念し、働き蜂の数は急速に増加します。
・完成までの期間
働き蜂が増えることで巣作りは急激に加速し、3ヶ月から4ヶ月程度で完成します。
今回は、蜂の巣の成長速度はどれくらいなのか、何日で蜂の巣が完成するのかなどをみてきました。
蜂の巣は、作り始めが最も駆除しやすいタイミングです。もし、夏場まで放置してしまった場合は、自力での駆除は大変危険ですので専門家に相談して駆除してもらいましょう。
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