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スズメバチに刺されてしまうと最悪の場合死に至る可能性もあります。スズメバチは蜂の中でも凶暴で攻撃性も凄く高いです。しかしそんな凶暴なスズメバチにも弱点がいくつかあって、その中の一つに”雨”があります。
そこで今回は、スズメバチの弱点の一つでもある雨について、そしてその他の弱点などについても色々ご紹介したいと思います。
もしあなたがスズメバチの生態に興味のある人であれば少しだけお役に立てるかもしれません。
凶暴なスズメバチにも弱点があります。一般的に言われているスズメバチの弱点は、
です。この3つの弱点についてそれぞれ解説していきたいと思います。
雨がスズメバチの弱点の1つだと言われているのは、スズメバチが羽を用いて飛んでいることからそう言われています。
スズメバチだけでなくその他の蜂にも共通しますが、蜂は雨に濡れるとその水分によって羽が重くなってしまいます。
羽が重くなってしまうとその重みで羽を思うように動かすことが出来なくなってしまいます。例えば、スズメバチは時速30km以上ものスピードを出して飛ぶことが出来ます。
しかし、羽根に雨が付着することでその速さで飛べなくなってしまうのです。つまり、このような理由もあって雨はスズメバチにとっても弱点の一つだと言われています。
「んじゃ、雨の日は蜂は全く飛ばないの?」
このような疑問もあるかもしれませんが、決して全く飛ばないというわけではありません。基本的にスズメバチはこのように雨風を凌げる様な場所に巣を作りますので、巣の周りには蜂が飛んでいることも多いです。
また、外から帰ってきた蜂などもうろうろしている事もありますので、雨の日だから全く大丈夫!という訳ではありませんので注意する様にしましょう。
スズメバチは寒さにも弱いです。スズメバチが秋になると一気に見かけることが少なくなりますよね。これは巣で暖をとっている訳ではなく、多くのスズメバチは冬を越す事もなくその寿命を終えます。
秋になると一気に気温も下がってくると思うのですが、スズメバチはおよそ15℃を下回ってくると動きが鈍くなってきます。また、それ以上に寒くなると動くことも難しくなってくるのです。
そのため、秋口〜冬にかけて一気にスズメバチが飛ばなくなってくるのです。
スズメバチに限った話ではないのですが、蜂は基本的に視力が悪いとされています。
ハチの視力は2〜3mほどと言われていて、動くものやヒラヒラしたものを集中的に襲います。もしスズメバチに遭遇してしまったら、頭を低くして動きを小さくしてから離れる事を心がける様にしましょう。
話は外れましたが、スズメバチの巣を駆除する際は日中よりも、蜂にとって身動きの取れない日没後の夜に行うことでその危険度を下げることができるのです。
ではそんなスズメバチの夜の行動について、もう少しみてみましょう。
スズメバチの夜の行動になりますが、実は巣の表面に数匹の働き蜂が止まっています。
一見すると巣で休んでいる様にも見えるのですが、蜂の巣の中では夜通し女王蜂が産卵をしていたり幼虫のお世話をしていたりと働き蜂という名前の通り、休むことなく活動をしています。
活動をしているものの夜の時間帯に巣が何かしらの衝撃を受けたとしても視力が悪いので巣を離れて飛ぶことはあまりありませんが、、それでも凶暴ではあるので注意は必要です。
そんなスズメバチの凶暴性についてもみてみたいと思います。
スズメバチの中にも種類があって、その中でも凶暴な種類は次の2つだと言われています。
・大スズメバチ
・キイロスズメバチ
この2種類は非常に攻撃性が強いと言われています。
知らず知らずに巣の近くを通っただけで攻撃してくる事もあります。よく、夏〜秋にかけてハチによる刺傷被害が報道されたりしますが、この凶暴性が故に襲ってくる原因でもあるのです。
参考:biglobe
今回はスズメバチは何に弱いのか、また雨の日も飛ぶのかなどについてご紹介しました。
スズメバチに限らず蜂全般的に視力がよくないと言うのも意外でしたね。ただ、大スズメバチやキイロスズメバチはスズメバチの中でも凶暴ですので蜂の巣を見かけたら十分に気をつける様にしましょう。
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